2022年01月08日

七草の日の蕪帯とバトン十字の小紋、そして花びら餅のこと

昨日は一月七日、朝にはよう作らんかったけんど、

家族の要望でに七草がゆを作ってみんなで食べました。

そんな七草の日に選んだのは蕪の染め帯

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黄色地にモダンな色使いで蕪や大根が染められていて大好きな一本。

コバルトブルー辛子色と染め色が多彩なので、

帯揚げや帯締めの色選びにバリエーションが広がりこじゃんと楽しめます。


着物は青が効き色、バトン十字の小紋。

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遠目には渋い茶色の着物ながですが、ちょんちょん入ったブルーが可愛らしいのです。


実は小中学時代にバトントワリング部にも所属。

バトン文様と聞いてズキュンと惹かれたのでした。

雨傘やほうきなど、長いものを持つとつい回したくなる癖は未だに(笑)


この組み合わせで友人とベトナム料理のランチを楽しんだ後、

ごふく美馬の「新春感謝市」へと足を運びました。

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この日の高知新聞に掲載されちょった「今日の運勢」

「調子に乗って大散財すると後の手当て大変」

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もうね、お守りにと画像を携帯に残し、

美馬店主に印籠のごとく差し出して被害回避を試みたちやww


結果はご想像におまかせいたしますww

戦いの後の一服に頂いた、窪川の老舗和菓子店「松鶴堂」さんの花びら餅。

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この向きが近年の「正解」だそうです、

以前のスタンダードはこっちやったよね。

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お茶の世界のややこしいことはわからんけんど、

とにかく美味しくいただきました。



関連ランキング:和菓子 | 窪川駅





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2022年01月07日

ベトナム料理 XUANスアン

高校時代からの親友TAKAちゃんと年始のランチ。

おせち料理が続いたので互いに「口を変えたいね」ってことで、

エスニックなチョイスとなりました。

本格的なベトナムテイストな味が楽しめると安定の人気店、

ベトナム料理XUANスアン

開店と同時に満席でした、超忙しそうでお店の電話は鳴りっぱなし💦

営業時間内に電話で予約取ろうという作戦は無理っぽいですね。



「食楽図鑑」さんにはランチタイムメニューが全部掲載されてます。

私は「フォーセット」970円

まずは食べたかった生春巻きが運ばれてきました。

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あっさりと優しいゴマ風味のソース。


あら、「フォーランチ」910円を頼んだ友人のとこにはもっと盛りだくさんなプレートが!

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プレートの向こうに広げられてるムンクの絵のように驚く私w

「思ってたんとちゃう!!!」

どうやら「フォーセット」はボリューム推しなラインナップだと後から気付くww

きました、チャーハン

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ほんでからに、フォー!!

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いや、めっちゃお腹空いてたからヨシとしよう、

私はこのボリュームでぼっちりやった♫

小皿についていたレモンをぎゅっと絞り、

好物のパクチーは(もっとあってもいいのにな)と思いながら全部乗せ、

さらに調子に乗って赤唐辛子も全部入れたら辛いのなんの!!!

お箸でちまちまつまんで取り出しもってすすったことでした^^;



ヒリヒリする口に優しいデザートは南瓜の甘いスープにタピオカ。

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実はタピオカが苦手ながやけんど、とても小粒だったので難なく完食できました。


友人は「ベトナム式アイスコーヒー」も。

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練乳の上にドリップされるコーヒーを、

ホットならそのまま、アイスなら氷の入ったグラスに注いで飲むってスタイル。

かな〜り甘いのが「癖になるがよ」とのことw


満腹満足でお会計、

カウンターには妹(文字はレイちゃん)作の「まれやの思石」が置かれちょってびっくり。

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「おびさんマルシェで見つけて、可愛いと思って買ったんですよ」とお店の方がゆうてました。

うふふ、なんか嬉しいな〜。




関連ランキング:ベトナム料理 | 堀詰駅大橋通駅はりまや橋駅






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2022年01月06日

正月おきゃくの後片付けと「英菜教育」

お正月三が日を過ぎ、

よく晴れた四日。


まだ冬休み中の孫ちゃん達を連れて実家に向かい、

「正月おきゃく」で使った座布団を干したり、

皿鉢を蔵にしまったり、

餅つきや寿司を並べるのに使ったモロブタの片付けに精を出しました。


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座布団は瓦の上に並べて日に干します!

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脚立の上に登りたがる孫1号。

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いろいろなことを、次世代が頑張ってくれます。


一通り終えたら、今度は畑の収穫作業へGO!

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一輪の操作も手馴れたもんです。


ナバナの収穫。

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春菊の収穫。

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ほうれん草の収穫。

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大根やカブなどの根菜も、コンテナ二つにたっぷりと。

重くなった一輪を「私が運ぶ!」と果敢にチャレンジ。

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坂道もなんのその、しっかり家まで運び切りました。

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畑のいろんなことを「遊びの延長」で楽しみながら会得、

まさしく「英教育」ですね^^


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2022年01月05日

鯛蒸し2022

手間はかかるわ、場所は取るわ、時間はかかるわで、

普通は料理屋さんでも滅多に食べることができない、

土佐の「ハレの日のご馳走」、それが「鯛蒸し」です。

レシピはこちら→クックパッド「ふるさとの台所/鯛の蒸し」


国内では石川県(鯛の唐蒸し)と高知県でのみ作られる料理のようですが、

高知の「鯛蒸し」の特徴は何と言ってもたっぷり使う葉にんにく

作り方については毎年記述してるので去年のブログをリンクしちょく!


昨年暮れに田部パパからお届けいただいた2尾の鯛は、

60センチ級の特大サイズと30センチ級の鯛でした。

いずれも土佐湾での素潜り漁で仕留めたビッチビチの!!

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さて困った。

このサイズの鯛は我が家の蒸し器に入りきりません。

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まずは背開きにしてから「どーする?どーする?」と協議!

出した答えは「二つに切っちゃおう!」www

出刃包丁を使い渾身の力で頭と胴体二つに分け、

「蒸してから引っ付けたらえいわねぇ」

青学駅伝監督ばりの「強引合体大作戦!!」と命名。


頭も胴体も強めに塩をして蔵の中へ。

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もひとつ、弘化台(高知市場)で仕入れていた金目鯛も加え、

合計3尾。


元旦の朝、前日作っておいた詰め物(おから・豆腐・葉にんにくなど)を3尾のお腹にギュギュッと詰め、

庭で火を起こし2段の蒸し器で仕上げにかかります。

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まずはキンメと小ぶりの鯛!

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小一時間もしたらお芋がふかふかに、これが蒸し上がりのサイン。

ハランの下に渡した藁をそっと持ち上げ皿鉢に移します。

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どちらも美味しそうに仕上がってます!


さて、お次は問題の「真っ二つ鯛」です!

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なんかマンボウみたいな姿になっちゅうね💦

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こちらも上等に蒸し上がり、皿鉢には入りきらんのでモロブタ登場!!

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はい。「女将」は上機嫌です♫

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これらは一通り皆さんに見ていただけたらパッカーーーーンと開きます。

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魚の身とおから、それぞれにそれぞれの旨味が移り、えも言われぬマリアージュ♫


ああ、もうお箸が止まりませ〜〜〜〜ん❤️





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正月おきゃくを彩る料理

大晦日に作った様々なアイテムは、

元旦の朝から皿鉢(さわち)に盛り込みます。

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皿鉢のセンターは鯖の姿寿司と決まっちゅう。

その背後にそびえ立つ「ハラン」は、

庭の日陰でわんさか生えちゅうがぁの中から、

うんと綺麗で大きく育った一枚を選び出し、

折り畳んでよ〜く切れる包丁の刃先で飾り切ります。

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寿司、煮物、酢の物、練り物、甘味、

全部が一枚の大皿に盛られているのが「土佐の皿鉢料理」です。

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いろいろを盛り込んだ皿鉢と違って、

刺身のみを盛った一枚は「ナマ」と称されます。

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昔は皿鉢の中に醤油が入った蕎麦猪口みたいながぁが置かれちょって、

刺身を2〜3切れ箸でつまんだら、そこにちょいと漬けて小皿に取り分けたものでした。

(今は醤油差しが置かれてます)


その醤油をはじくくらい脂ののったブリ(もしくはハマチ)には、

「ぬた」が添えられちゅうのが決まり。

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葉にんにくのペーストが入った酢味噌、って言えばわかるかな?

土佐スタンダードなスタイルです。

畑で抜いてきた葉にんにく、手作り味噌、自家製柚子酢で作りました。



もひとつ土佐流年越し料理の代表格は、

「鯨の煮物」

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神道の我が家では、家屋の中で四つ足(牛や豚など)を食すことは忌み嫌います。

「年越しには大きなものを食べると縁起がいい」とされており、

陸ではなく海のもので一番大きな鯨を食べるようになったとか。

今年はこれを2パック使いました。

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水からコトコト煮て柔らかくしたら、煮汁ごと甘辛く仕上げます。

ここにも葉にんにくが必須アイテム。


結局、どれもこれもが「酒との相性がえい」ようにできちゅうがよ!

今年は熱燗は土佐町の「桂月」、

冷酒は「美丈夫」「文佳人リズール」「安芸虎」など、

美味しく取り揃えて呑んだくれましたとも♫


で、一番の!最上の!最強の!最高の!酒のアテ「鯛蒸し」については次回!!



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2022年01月03日

年末年始行事の次世代バトン

年の暮れには餅をつきます。

息子&娘は物心ついた頃から参加していたので、

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(小学3年生の頃)

中学生ばぁになってからは立派な戦力となっていました。

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(高校1年生の頃)



2021年の暮れ、12月30日。

小学4年生になった孫1号に、餅つきの最初にやる「練り」を指導する息子。

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その様子をひいじいちゃん(私の父)が目を細めて嬉しげに見守ります。

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杵の扱いはすっかり上手になり、もう一人でつけるようにまで上達!

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「返し」の技はお嫁ちゃんが会得し、小学1年生の孫2号に指導してます。


2号は「丸め」の作業にも興味津々。

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こちらは私の妹が手ほどき。

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年少さんの3号もいっちょまえに「つく!」と前のめりに参戦!

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後ろで父親のコントロールが効いていることは理解できてるのか??ww

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こんなことを毎年繰り返すうちに、戦力として育っていくのが楽しみです。

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お餅大好き、食欲は上達のためには必須要素(笑)

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翌日、大晦日にはお嫁ちゃんと孫1号&2号が駆けつけてくれて、

やる気満々のおせち作りサポート。


「筑前煮」に使う野菜の皮むきと切る作業や、

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妹の指導で昆布巻きの手伝いや(器用にかんぴょうを結びよった!)、

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「ヌタ」や「蒸し」に使う葉にんにくを刻んだり、

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すし飯を混ぜたり、味見係したり♫

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「ふるさとの台所」継承の確かな始まりを実感できて感動したちや。


座敷の奥では、今年「年男」となる息子が、

代々伝わる「お飾り」のしきたりを父から学んでました。

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まだまだ沢山ある年末年始にやらないかんことの数々、

ひとつひとつ、確実に、丁寧に、

次世代につなげていきたいものです。




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2022年01月02日

スジアラ活け造りに挑戦!

あけましておめでとうございます



12月28日の投稿以降、ぜ〜んぜん更新する間もなく怒涛の年末年始!

28日は実家で三斗の餅米を洗って水につけて、

29日は市場やスーパーをはしごして買い出しと魚の下処理、

30日は15臼の餅つきとまたまた魚の下処理、

31日は終日正月料理の仕込み、

元旦は朝から正月料理の仕上げ、

午後からは怒涛の親族・友人集合「正月おきゃく」が夜まで続き、

深夜までかかって皿鉢洗ったりなんやらかんやら。

そして今日2日、朝6時に起き抜けで高知市内の家までもんてきて箱根駅伝!


一息ついたところで、・・・さて、何から書こうかw


インパクトがとてつもない「スジアラ」のことから書くとしますか。

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お正月の「おきゃく」で主役級の輝きを放った「活け造り」

この仕上がりに至るまでのドキュメントです!!


これ、友人の田部パパが黒潮町沖で素潜り漁をして仕留めたもの。

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70センチ級のスジアラです。

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顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜目ハタ科ハタ亜科ハタ族スジアラ属

という分類、とにかくこじゃんと美味い高級魚ながです。


「こんながぁに海中で出会ったら、速攻逃げるでねぇ!」

とか言いながら「獲ったど〜〜〜〜!!」ポーズではしゃぐ息子w

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実家の脇の水路で豪快にウロコ取り。

息子や甥っ子たちが代わる代わるでヒーヒー言いもって。

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鯛のウロコと違ってこんまいウロコがびっしり、めっちゃ難儀しました。

こんなん、キッチンでは処理しきれませんから!!

とか言いつつ、これを捌くのはさすがに小川の横で続けるわけにはいかんので、

台所に運んで一番大きなまな板の上に寝かせて一人で格闘したちや。

(このプロセスは両手が脂まみれになって撮影できず)


せっかくの貴重な大物、単純に三枚におろして刺身にするのでは惜しい。

「これ、活け造りにしてみようかな」

と、我ながら無謀なことを思いついてしもた。

苦労して頭と尾と背骨を残したまま身を外すことに成功。

元旦の朝まで画像検索したりしてイメトレするも、

「これを盛れる巨大皿鉢なんてうちにないよね💦」

「・・・あ、そうや、モロブタに盛ってみたらどやろ!」

元旦の朝から父に頼んで、畑から丸々太った大根を引っこ抜いてきてもらい、

スジアラのアラ(笑)の後ろに丸々一本寝かせて、

割り箸を削って串を作り、頭と尾が跳ねるように据え付けた。

ふむ、なかなかの躍動感ではないか(と自画自賛)

キュウリを波に見立ててモロブタの一面に海を表現・・・してみたつもり。

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正月おきゃくに集まった親族知人一同に感嘆してもらえて、ほっとした。

お招きした田部パパにも喜んでもらえて、またまた、ほっ♫

孫ちゃん達は人生初スジアラの虜に。

中でも3号(4歳児)にとっては「これ!これが美味しい!もっと!」と、

おやつを超える夢の食べ物wwwひたすら食べ続けておりました。

おせち料理人気トップに躍り出たのはいいけど、来年はないからね^^;


スジアラの皮は片栗粉をまぶして唐揚げにすると最高と聞いたので、

明日はそれを酒のアテにしようと今から楽しみ❤️



年末年始のあれこれを連投予定✨
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posted by moco at 22:38| 高知 ☀| Comment(0) | 日々の暮らしのつれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする