2021年04月06日

ちんまい山里から、楽しいを拡げたい。

年明けあたりからみんなぁに言い回りゆう。

「私、引っ越すき!」


この、ジオラマみたいなちんまい愛すべき故郷へ。

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日の御子在住のハマグチさんがドローンで撮影してくれたこの写真、お気に入り。

14世帯24人の小さな小さな集落です。


5年前、家の建て替えのため一時期ここで借りぐらししていた時、

「部落会デビュー」をしたのをきっかけにずっと引越しを考えてはいました。


なかなかぼっちりなタイミングが無いとズルズル先送りにしてしまいよったけんど、

やっぱりこーゆーのは勢いが大事やと踏ん切りつけた!


3月頃から今後暮らす予定の実家の掃除をしたり、

少しずつ荷物をまとめて運んだり。


そんな中「春の田役」に、

「部落の正式メンバー」として夫婦で参加。

上流の取水口から田んぼに水を引くための準備です。

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たまった土砂を取り除き、苔を剥ぎ取り、水の流れをよくします。


上の国道から投げ落とされて割れた瓶が水路に散乱、

これ、このまま流れて破片が田んぼに入り込んだら大変。

小さなかけらまでひとつ残らず拾い集めました。

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まっこと、こんな危険物を平気で投げ落とす不届き者がおるらぁて許せんちや。



おばちゃんは「あんたんくの田んぼへ水を送るがぁはここやきね」と教えてくれる。

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覚えんといかんことは、ようけあります。



こんな営みを大切に引き継ぐことは、

単にこの小さな集落を守るだけの事ではなく、

きっともっと大きな意味があるがやないろうか
と漠然と考えてました。


先日、ちょっとしたきっかけでこんな財団の存在を知りました。

「エコロジカル・デモクラシー財団」

理事長は土肥真人さん(農学博士/東京工業大学准教授)・・・・土肥くんと呼ばせていただこう。

彼は27年前(1994年)に香北町吉野(実家から車で5〜6分のトコ)で開催した伝説の催し

「第1回ワクワクワークショップ全国交流会in香北」に参加してくれた一人でした。


彼の恩師であるランディ・へスターさんもはるばるアメリカからゲスト参加されてました。

著者ランディさん/訳者土肥くんという、財団設立の契機になったこの本。

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お引越しを終えたらじっくり読み込んでみたいと思います。


ちんまい山里から、楽しいを拡げたい。

なんとなく、これから私が目指したいことの輪郭が見えてきそう、

そんな予感がして、本を手にするのが待ち遠しくワクワク。


土肥くんとは久しぶりに連絡を取り合い、私が山里暮らしをすることを伝えると、

「大変で、楽しそう!遊びに行ってもいいですか?」と嬉しい再会の約束。

たくさんの刺激を与えてもらおうっと♪




ポチッとしていただけたら嬉しくて浮かれます♪

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posted by moco at 01:15| 高知 ☀| Comment(0) | ふるさとの営みと農をタノシム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする