1992年ごろからの数年、
毎日新聞さんからのご依頼で選挙のたびに、
アルバイトで候補者の似顔絵を描いてました。
子どもたちを寝かしつけてからの、深夜の大好きなお仕事♪

候補者が出そろうのは新聞掲載ギリギリやったりするので、
割と締め切りまで時間がタイトでじっくり楽しむ余裕はないがやけんどね^^;
候補者似顔絵っていくつかルールがあるがです。
一番大事ながぁは
「デフォルメしたらいかん」ってこと。
目をことさらに大きくしたり、歯を出したり、輪郭を大袈裟にしたりなど、
いわゆる風刺画チックな描き方はせられんのです。
あるがまま、そのまんま。
あと
「極端な喜怒哀楽」な表情もNG。
真面目な顔、やや微笑みの表情、その範囲。
各候補者の写真を3枚ほど受け取り、
その中から「らしい」表情のをベースに「ほぼそのまま」に絵にします。

山原健二郎さん、味のあるお顔でした。
失礼ながら、年輪のようなシワが刻まれたお顔の方が描きやすい。
とてもお気に入りな仕上がりとなりました。
描きにくいのは「男前」さんです。
アイドルとか一番似せにくい!
まさしく一時代高知のアイドル的存在として輝いた橋本大二郎さん。

「歌舞伎顔」とも評される上品な顔立ち、なかなか苦労いたしました。
「手で表情をつけて」というご依頼もありました。
高知市長選の松尾さん。

デフォルメしたらいかんお約束の限界の笑顔でお人柄を表現。
4人の候補者みなさんそれぞれの雰囲気に合わせて手の表情を変えてみました。

この時はネクタイは
「柄無し」で統一。
「柄あり」の場合は全部違うようにせないかんき大変!

平野さんを描いたこの一枚は山原さんのと並ぶばぁの自信作。

いただいた写真を見たときから「描ける!」って気がして苦労せんかったのです。
中谷元さんはお若い頃の黒髪バージョンと、

ロマンスグレーに入りかけたバージョンと。

同じ政治家さんでも年齢を重ねるごとに味わい深い表情になられますね。
高校時代は美術部で、文化祭の出し物は「似顔絵描き」と決まってました。
大学時代は時折、観光シーズンの嵐山で観光客相手の似顔絵描きで小銭を稼いでました。
家族の年賀状はずっと私が描く一族の似顔絵が定番となり、
結婚後は夫の職場スタッフを紹介する似顔絵でサポート。
そして今、私のワークショップは「似顔絵を描く」から始まるという、
なんだか「相手の顔をじっと見る」のが好きな人生www
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posted by moco at 00:05| 高知 ☀|
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