7日金曜日、私たちRIVER高知組は宮城県古川駅に降り立ちました。
8回目の開催で初の県外開催となった
「しまんと新聞ばっぐコンクール」456点の作品が集まったと聞き、期待に胸がワクワク。
毎年「なんでこんなにユニークなこと考えれるがやろ」って驚かされるのです。
迎えの車に乗って鳴子温泉へ。
まず向かったのは鳴子温泉駅に案内ディスプレイされているという様子の確認に。

あれれ、なんだか地味な場所だねぇ^^;
ガラスケースの中じゃ手触りも感じてもらえないし。
「ここがいいんじゃない?」と、すり鉢状の階段ステージの上に急遽ディスプレイし直しを東北チームにお願い。

そしてようやく、ようやく、会場の
「弁天閣」に到着!!
すでに地元スタッフや前乗りしてるメンバーによって作品展示は着々進行。

神奈川から駆けつけたタカムラさんはせっせと「シリーズ作品」を並べよった。
最終的には
「吊ってみた!!」
なかなかの迫力や〜〜〜ん^^v
今回のテーマは
「食べ物を入れるばっぐ」です。
あちこちで作品に野菜など入れてみたりなんかして。
(近所のスーパーに買いに走ったw)

このアイデアには仰天!
座椅子をひっくり返すなんて誰の思いつき?????

もう、特別にディスプレイ賞を差し上げたい!!!!!
ROYCEの広告で作ったバッグでコカ・コーラ自販機を覆うアイデアは、実は私^^

コカ・コーラさん、ロゴを隠してごめんなさい!
このバッグたち、震災後プロジェクトとして生まれた「ツクルシゴトツクル」によって、
企業のノベルティ展開で生まれたバッグなんです。
ちょっとした不具合などがあってB級判定された作品を今回こうして活かすことが出来ました。
正面入り口すぐには
「新聞紙の居間」が登場。
これは地元メンバーが爆笑しもって思いついたものだとか。

新聞紙を根気よく、もじゃぐってもじゃぐって、フッカフカのお布団に。
ええ、もちろん中綿ももじゃぐり新聞紙!!

ちゃんと暖かいんです!!
災害時のベビー布団などに応用できそうだと思いました。
初日の準備を終え、いよいよ公開審査日当日。
梅原さん&今村さんと同着で会場入りされたのはタレントの
松井美緒さん。

プロ野球選手松井稼頭央さんの奥様としても有名。
なんと縁あって新聞ばっぐに出会い、東北メンバーとの交流を深めているのだそう。
その様子はSTORYにも掲載されてました!

彼女の美しさにすっかりハートを射抜かれ気もそぞろな梅ちゃんを、
無理くりこっち向かせて短時間で濃密打ち合わせ!!(笑)
弁天閣の廊下、客室、エレベーターフロアなど1〜3階あちこちを使った、
迷路のような展示(実際、私たちも初日は迷いまくり)。
エントリー作品を選ぶ段階から公開ですので、
一般見学の方々らとともにぐるりと見て回ります。
審査委員長は梅原真さん
ゲスト審査員は今村直樹さん(CMディレクター)
RIVERを代表して畦地履正さん、この3人。
小一時間で一人10点を選んで、主会場にもんてきました。



いつもながら審査過程の仕切りを任された私、
審査員にダメ出し食らわす上から目線進行で何とか時間内に決着ww

審査結果はこちら!みなさまおめでとうございます!!
大賞・今村直樹賞W受賞「solo」/菊野千寿子さん(千葉県)

アスパラガスがクレヨンのように描かれた高さ17センチのミニバッグ。
この紙面を活用した作品は多かったのですが、
「一面に一本」を配するデザインの面白さが大きく評価されました。
審査委員賞梅原真賞「T」/細川知子さん(香川県)

シンプルにアルファベットを活かした作品、その引き算の美しさ!
審査委員賞畦地履正賞「おつまみ入れ」/小沢栄一さん(神奈川県)

すみません、写真では松ぼっくりを模して作られた蓋が内部に落ち込んでるーー;;
新聞紙を折りたたんで加工する、その可能性の広さを感じさせてくれる作品。
優秀賞梅原セレクト「一鶴シリーズ8」/チームぶるぢゃや合田充子さん(香川県)

裏返すと2×9の答えが「=14」になっちゅう面白さに、審査員ハートを掴まれるw
優秀賞今村セレクト「金沢市民おでんの日」/木村明子さん(石川県)

なんと迫力の3点セット!!
優秀賞梅原セレクト「だいこんバッグ」/小沢栄一さん(神奈川県)
畦地賞の小沢さんが2点入賞!!

長靴に新聞紙を貼って(一閑張の手法ですね)、乾かしてから切り目を入れて、
長靴を取り出してから成形したユニークな作品。
優秀賞今村セレクト「TKG」/菊野千寿子(千葉県)
なんと大賞の菊野さんが2点入賞!!

卵が並んで入るバッグです、かわいい♪
優秀賞畦地セレクト「グラス」/細川知子さん(香川県)
あらまぁ、この方も2点が入賞!!
優秀賞畦地セレクト「ハクサイバッグ」/クロダミユキ(宮城県)
インストラクター賞とW受賞

ちょっと分かりにくいかも知れませんが、このバッグの両脇は美しいプリーツ。
使わない時は平ら、物を入れると広がる機能美がスバラシイと、
新聞ばっぐインストラクターの皆さんも驚嘆の作品。
高知新聞社賞「田んぼの恵み」/山脇佳子さん(四万十市)
高知銀行賞「どんな料理できるかな!?」/木津裕美さん(石川県金沢市)

東北発祥デザイン、第2回目のグランプリ作品が宮城の方が作ったもじゃぐりバッグ。
その流れをくむ作品でした。
温もりのある絵柄にマッチして、ほんわか優しい手触りもええ感じ^^
海の手山の手ネットワーク賞「ほっと一息」/吉本公栄さん(南国市)

ポケットの付いた作品が、東北チームによって選ばれました。
わらびの賞「碁石チョコ」/チームぶるぢゃや合田充子さん(香川県)

またもW受賞!!
碁石に混じってチョコレート、の紙面を活かした粋なバッグに一目惚れでした♥
公開審査でどんどん賞が確定していくその横で、
表彰状も同時進行で仕上がっていく!!

海山ネットワークの高橋さんの達筆に驚いたw

この審査会の模様は2紙が伝えてくれてます。
地元「河北新報」さん

そして高知から記者が熱く密着取材!!

審査会の翌日は、各地から集合したインストラクター達による
「新聞ばっぐワークショップ」が展開されておりました。

活用するのは「高知新聞」、
そして小さな「ハートバッグ」用には高知新聞のタブロイド紙「K+」

参加している皆さんが嬉しそうにお気に入りの表紙を探す様子に、
ちょっと誇らしい気分になりましたよ^^
公開審査後に行われた懇親会の料理が素晴らしかったので、
そのレポは改めて♥
海山初代代表の
高橋さんのブログでも熱いレポ掲載!
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