いや逆に、刺身と干物のない暮らしは出来んがじゃないろうか。
それくらい魚がなくては生きていけんような両親。
若い頃はしょっちゅう釣りに出掛けたり貝を求めて潜ったりしよったけんど、
流石に近年は「魚屋さん」で調達しよります。
その魚屋さんでもなかなか品が揃わんゆうて、
この頃はしょっちゅう弘化台(高知の築地みたいなもん)へ足を運びゆう。
「私もつれてって
と迷惑な娘です、わざわざ自宅まで迎えに来てもろうて高知中央卸市場へ。
久々に行った市場は、もう喧噪の時間をとっくに過ぎちゅう。
おおかた人が引けちゅう中でゆっくりお買い物。
おじゃこの種類も豊富にあります。
卸市場ながやけんど、300gくらいから小売りをしてくれるがです。
中くらいのかちりを購入。
釜揚げは日持ちがせんけんど、かちりやったら冷蔵庫でそこそこ持つきね。
そうそう、県外の人は釜揚げを見たら、
「しっかり乾いていない不良品」って思うがやって!
柔らこうて美味しいにねぇ〜。
あと、メヒカリと、だし用のあじじゃこ。
下の段の真ん中を1Kg、母と分け合う。
私はお茶パックに数匹入れて、粗く揉み崩して使いゆう。
あじじゃこのダシは上品じゃないかも知れんけんど、
筍を煮たり具だくさんのみそ汁にはよう合います。
この他まぐろの剥き身をお買い得価格でGETして終了。
お昼にはまだ時間があったけんど、
「お寿司食べん?」
って両親を誘う。
東京築地の周辺には、新鮮なネタで美味しいお寿司を
リーズナブルに食べられる寿司屋がどっさりある。
ここ、弘化台の中にも一軒、見つけちょります
一番端っこの角にある「幸寿司」さん。
朝からネタを仕入れに来る寿司職人さんや、
魚の味にはちとうるさいセリを終えた仲買人など、
その道のプロたちが通う店として名が知れているのです。
にぎり寿司1.5人前ってお品書きがあります。
これっくらいのボリュームで1400円。
小腹が空いちゅうくらいやったら、女性二人で充分な量です。
ミニサイズの麺物が付いて1050円の海鮮丼セット。
どちらも醤油刺しから小皿に注いだ醤油に浸けて食べるんじゃなく、
煮きり醤油を刷毛でピッピと塗っていただきます。
父は「握りをかいさまにせんでえい!」といたくお気に召したよう。
(※かいさま=さかさま)
市場の寿司屋って、なんかそれだけでありがたい気分になれますが、
安くて美味しければ申し分なし、ですね。
【幸寿司(ゆきずし)】
〒780-0811
高知市弘化台12-12(高知市中央卸売市場内)
TEL / 088-882-7266
営業時間 / AM7:00〜13:00
※「近頃は8時ばあからしかよう開けちゃあせんき
って言いよった。
※市場が休みのときは開いてないみたいです。
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